2012年7月8日日曜日

牛乳パックで紙すき(夏休みの工作か!?)

絵手紙のハガキを買いに行った時にふと思いついてハガキを作ってみることにしました。

やり方をネットで調べたりして道具を作ってみました。

漉く時に使う木枠の材料は
(1)桧の角材12mm、長さ90cmを2本
(2)網戸用ネット91cm × 2m(ほんの少しでいいのだけれど)
長い方が194mm
短い方が110mmにしてあります。

短い方を長い方で挟むようにして釘で固定します。
釘は錆びないように真鍮のものを使いました。
長い方の両端に細めのキリで穴を開けておいて釘を刺しておいてから短い方に打ち込むようにすると楽にできます。

普通のハガキよりひとまわり大きめの紙ができますが乾燥後に四辺を切り落としてハガキに成形するためにそうしました。

木枠を2組作成して一方に網を付けます。
木枠を作ってから網の上に木枠を載せてカッターで切ると良いです。
網はホチキスで止めました。この時に力加減が微妙でうまくやらないと針が曲がります。
網を固定しないで木枠に巻き付けるという方法もあるそうです。

 使用する牛乳パックは3日間くらい水につけておきます。

牛乳パックの両面にはフィルムが貼ってあるのでそれを剥がします。

 これは1リットルのパック2個分です。

フィルムを剥がしたら手で細かくちぎります。

手でちぎった紙を更に細かくするためにミキサーを使います。
1リットルパックの半分くらいの紙と水を400ml入れてます。

 撹拌してドロドロになった状態です。

ここで使っているのは工具入れなどに使うコンテナです。
内寸で24cm × 32cmです。
ちょっとだけ糊を入れます。洗濯のりを使う人もいるみたいですが普通の糊を使いました。4cmくらい出して良く溶かしました。

いよいよ、紙すきです。
ネットを貼った木枠のネットを貼った面を上にしたところへもう一方の木枠を載せてコンテナの中で奥へやったり手前に引いたりしながら、紙を木枠の中へ均等になるように集めます。ハガキにする場合は結構厚くなってる感じでちょうどいいみたいです。
写真だと水が少なめになっています。もう少し入れた方がいいです。

 すくい終わるとこんな感じ

 上の木枠を外して新聞紙の上にパタンとひっくり返します。
この時、新聞紙の上に網戸用の網を50cm角くらいに切ったものを広げておいてその上に載せるようにすると乾いた時に紙を取り易いです。新聞紙にじかに置くと乾いた時に新聞紙とくっ付いてしまって剥がすのが大変になる場合があります。

 この状態で網がこちら側にあります。
その網の上からタオルで水分を吸い取ります。
タオルを絞りながら2〜3回吸い取ります。

 紙が切れないようにゆっくりと木枠を外します。
これでしばらく自然乾燥させてから、アイロンで仕上げます。

1リットルのパックから大体ハガキ5枚分が作れますね。

乾燥したら四辺を切り落としてハガキサイズに成形。
郵便番号の枠をスタンプを使って作るといいかも。
私も1つ買っておこうっと。

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